
南部鉄器のトップブランドである「岩鋳(いわちゅう)」の風鈴は、日本の夏の涼を五感で楽しむための工芸品として、非常に高い完成度を誇っています。ガラス製の風鈴とは一線を画す、岩鋳ならではの特徴と魅力があります。
"涼"を届ける日本の夏の風物詩。
不思議なことにその音色は、サビが出てもほとんど変わることなく、ガラスの風鈴よりも高く透き通っています。
ちょっとした時のプチギフトとしても人気です♪
岩鋳の風鈴の最大の魅力は、その音色(ねいろ)にあります。
鉄鋳物ならではの硬度と緻密な肉厚設計により、風が吹くと「チリーン」「リーン」と、非常に高く澄んだ美しい音が響きます。ガラスのように「カランカラン」と途切れるのではなく、音が波紋のように美しく引き、長い余韻(残響)を楽しめるのが特徴です。
南部鉄器の風鈴が放つ音には、小川のせせらぎや木漏れ日などと同じ高周波の「1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)」が含まれているとされています。そのため、耳に優しく、脳をリラックスさせて涼感と安心感をもたらしてくれます。
岩鋳は、伝統的な南部鉄器の重厚感を大切にしながらも、現代の住空間に馴染む洗練されたデザインや色使いをいち早く取り入れたパイオニアです。
伝統的な漆黒や茶褐色だけでなく、上の写真にあるように、青、赤、黄色、緑など、現代のインテリアや軒先に映える鮮やかで美しい着色技術(カラーリング)が施された製品が多く揃っています。
定番の釣鐘型(つりがねがた)だけでなく、金魚、三重の塔、花火、あるいは折り鶴をあしらったモダンな造形など、遊び心あふれるデザインが豊富です。ただの音を出す道具ではなく、夏のインテリア・オブジェとしても目を楽しませてくれます。
長く愛用する道具として、実用的なメリットもしっかりと備わっています。
鉄製であるため、適度な重みがあります。軽すぎるガラス製のように、少しの風で激しく鳴り響いて近所迷惑になる心配が少なく、そよ風を捉えて「ここぞ」という心地よいタイミングで上品に鳴ってくれます。
万が一、強風で飛ばされたり落としたりしても、ガラスや陶器のようにパリンと割れてしまう危険がありません。
しっかりとしたアクリル塗装などが施されているため、現代の製品は非常にサビにくくなっていますが、歳月を経ていくごとに鋳物肌(いものはだ)の落ち着いた渋みや深みが増していくのも、育てる楽しみの一つです。
岩鋳の風鈴は、熟練の職人が一つひとつ「鋳型(いがた)」に鉄を流し込み、音の響きを計算して作り上げています。日本の夏を、より豊かで涼やかなものに変えてくれる逸品です。
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