
<南部鉄器 岩鋳 中華鍋>
様々な技術が発達してきた今日では、鋳鉄製の中華鍋は徐々に少なくなってきました。
しかし、伝統を守り受け継いできた南部鉄器窯元岩鋳では今でもその技術を受け継ぎ、様々なほかの商品と共に中華鍋も製造しています。
炒めたり焼いたりはもちろんのこと、その他様々使われ方をされている中華鍋は、その用途が様々なことから万能鍋とも呼ばれ人気があり、重宝されています。用途に合わせて浅型や深型、大きめ、小さめをお選びください。
ひとえに「中華鍋」といってもいくつか種類があります。
フライパンのように片方に柄のある「北京鍋」といわれる中華鍋。
普通のお鍋のように両方に取っ手のある「広東鍋」といわれる中華鍋。
さらに現在では、北京鍋と広東鍋を融合させ、片方には北京鍋のような柄が付いていて、その反対側には広東鍋のような取っ手が付いているお鍋も存在します。
岩鋳の中華鍋は2番目の「広東鍋」にあたります。
また、その製法と材質によってもいくつかに分かれます。
1枚の鋼の板(最近ではチタン合金やアルミ合金のものも)をプレス機にかけて作る中華鍋。
1枚の鋼の板を平らな状態から職人がひとつひとつ数千回も叩いて造る、打ち出し中華鍋と呼ばれるもの。
そして、型に溶かした鉄を流し込んで造る鋳鉄製中華鍋。
主にこの3つに分けられます。
もちろん岩鋳の中華鍋は最後の「鋳鉄製中華鍋」にあたります。
−中華鍋の特長−
鉄分補給に最適
良質な鉄器は調理をしているとき、身体に吸収されやすい「二価鉄」という鉄分が少しずつ溶出します。それにより鉄器で調理された食材には鉄分が含まれるので、鉄分補給に最適です。継続してご使用になれば、貧血の予防・改善などにも効果があります。
厚い
岩鋳の中華鍋は厚く造られており、その厚みが熱をたくさん保有します。つまり食材を入れても温度が下がりにくく、一定の温度で調理でき、さらに蓄えた熱をふんわりと食材に伝えるので、食材の旨味を閉じ込めて逃がすことなく、美味しく料理を仕上げます。
温度が下がりにくい
よく、中華料理屋やテレビ番組等で見かける豪快に鍋を振って炒めるような調理は、重いこのお鍋には向いていません。そもそも何故あのように豪快に振って炒めるのかというと、理由のひとつに、低温で調理すると出る食材の余計な水分を飛ばし、美味しく仕上げるためということが挙げられます。しかし、鋳鉄製の中華鍋にその必要はありません。もともとたくさん熱を保有する特徴のあるこのお鍋は、温度が下がりにくくいつでも高温状態のため、食材から余計な水分が出てもすぐに蒸発させながら調理できます。また、家庭用のコンロでは火力が不十分なため、チャーハンなどがパラパラにならないなどといった悩みもこれで解決します。
焦げ付きにくい
このお鍋は炭素を多く含んだ鉄でできており、また、その表面に鋳物独特の細かな凸凹でできているため、そこに空気が入り込み油なじみがよいので、焦げ付きを抑えます。
扱い方が簡単
通常の中華鍋はサビ止めのために塗装がしてあります。そしてその塗装を落とすため、一度十分に空焚きをしてから使用し始めます。しかし、このお鍋にその必要はありません。使うに当たって必要なことは、油を鍋になじませるために少量の油と共に野菜くずを炒めることだけなんです。

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